360度カメラで撮影した3DモデルをWebサイトに掲載するには?【Matterport編】

       

周囲360度を撮影することによって空間を3Dデータ化できる360度カメラ。
実物に近い状況を可視化することで、さまざまな業界で幅広く活用されはじめています。Webサイトに顧客向けの360度画像を掲載したり、SNSなどで発信する企業も増えてきました。

3DモデルをWebサイトに掲載するメリット

360度カメラによって3D化された景色や空間は、2Dの画像で見るのと比べて実際の状況をイメージしやすいのが特徴。360度カメラの活用の幅は広く、Webサイトに掲載するメリットも大きいことから、さまざまな業界で注目されています。

たとえば不動産業界では物件の3Dバーチャルツアーなどを開催し、より多くの顧客とのやりとりが可能に。
小売り業界では、店内のレイアウトや陳列棚を3Dキャプチャすることによって、実店舗とオンラインショッピングの両方で同じような買い物の体験が叶います。
旅行業界では、3Dで紹介することでより施設の魅力が伝わりやすく、新規顧客の獲得につながりやすくなる利点があります。

建築・土木の現場では、現状を3D撮影して共有することで共同作業の効率化や時短・経費削減につながります。建物や不動産を調査する際も、3Dスキャンで間取りや状態を把握することが可能。対顧客だけでなく、社内でのコミュニケーションツールとしてもモデルの活用シーンは多く、Webサイトと利用するメリットは大きいといえるでしょう。

ビジネスでも安心して導入できるMatterportのソリューション

さまざまな空間を正確に3D化したいと考えたとき、おすすめしたいのが360度カメラ機能に加え赤外線3D深度センサーやレーザースキャナーを備えた中級レベル以上の機種。「Matterport」の仕組みを利用することで、精度の高い空間のオンライン化が実現します。

「Matterport Pro2 3Dカメラ」や「Leica BLK360 レーザースキャナー」を使えば、寸法精度99%で空間のあらゆる要素を計測することが可能。読み取った画像を独自のAI技術によって3D化します。2Dの画像や動画ではイメージしにくい空間の寸法も正確に計測。3Dドールハウスビューを使えば、ズームイン・アウトしたり、回転させたりして、必要な視点から物件を捉えられるので、空間の広がりやサイズをより明確につかむことができます。

クオリティやスピード感を求められるビジネスシーンでも安心して使えるMatterportのシステム。Webサイトに掲載する方法について、具体的にご紹介していきます。

3DモデルをWebサイトに埋め込む方法

実際に、撮影した画像をWebサイトに掲載する手順をご紹介。撮影やITのプロでなくても、簡単に作業できるシステムになっています。

1.撮影した画像をMatterport Cloud へアップロード

Matterport Cloudの契約をすれば、Webブラウザ上で作業ができます。カメラでスキャンした画像をクラウドにアップロード。AI機能を備えたMatterportが自動で画像を合成。数時間から1日程度で3Dモデルを生成します。

2.タグ付けや注釈など、必要な編集を追加

3Dモデル内にポップアップウィンドウで注釈を埋め込むなどの編集が可能(Mattertags)。画像、動画、テキスト、リンクなどを載せることができます。空間内の説明を追加したり、画像内の距離を表示させたり、見せ方を工夫して3Dモデルを作成。作業はすべてクラウド上で行うので、撮影者と編集者が別の場所にいても、アップロード完了後すぐに編集作業を始められるスピード感も特徴です。

3.事前チェックと公開設定

URLをシェアする際、4種類のプライバシー設定があります。
■「プライベート」は、共同作業者に限定して公開をする設定。
■「パスワード保護」は、任意のパスワードを設定することで、公開範囲を限定する設定。
閲覧するためにパスワードを求められるので、特定の顧客にのみ公開したい場合に適しています。
■「非掲載」は、空間のURLを共有した人全員が見られる状態に設定します。
■「公開」は、Matterportのコンテンツ共有サイト、Discoverで空間を共有できます。

4.誘導するか埋め込むか、掲載方法を決める

撮影したモデルをWebサイト上で見せたいとき、2種類の方法があります。企業のWebサイトで、顧客となるユーザーに3Dモデルを見てもらうシーンを想定してご紹介しましょう。


ひとつめは自社ページから3Dモデルを掲載したページへのリンクを貼って誘導するパターン。
「リンクをコピー」からURLを取得することができます。自社ページにはボタンを用意し、クリックすると3Dモデルのページに移動するよう作成します。メインページはあくまでシンプルに、3Dモデルを別ページで見せたいときにおすすめ。SNSでシェアするときにもこのURLを使用します。


もうひとつは、Webサイト上に3Dモデルを埋め込むパターンです。まずはMatterport Cloudから「埋込みコードをコピー」。埋め込みたいWebサイトのhtmlコードを開き、目的の場所に埋め込みコードを貼り付けます。テキストやその他コンテンツとともに3Dモデルを展開したい場合に最適です。3Dモデル自体の差し替えが発生した場合でも、WebサイトのURLは変わらないので便利です。
引用:アドバレー公式サイト:バーチャルツアー制作サービス – 合同会社Advalay

いずれの場合も、見る側はPC、タブレット、スマホなどデバイス関係なく3Dモデルにアクセス可能。(3D Showcase システム要件)
アプリのダウンロードなども不要なので、相手の負担を気にすることなく安心してシェアすることができます。

不動産、小売業、建設・土木の現場などはもちろん、工場見学や大学など教育施設の案内、美術館や博物館のバーチャル体験、さらにはクイズや謎解きといったエンタメシーンまで……。


360度カメラ画像をWebサイトに掲載することによって広がる顧客体験。

Matterportは、撮影のプロ、ITのプロでなくても簡単にできるよう工夫されています。
ぜひ、3Dモデルを活用してWebサイトをレベルアップしてみてはいかがでしょうか。

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