Blog
2023.05.16

MatterportをVRで見る方法!活用シーンや注意点も解説!

活用事例

MatterportスペースはVRで見ることで、いっそうリアルな体験を楽しめます。

「MatterportをVRで見る方法がわからない」
「MatterportをVRで見るシーンっていつ?」
「VRで見るにはアプリや別途費用が必要なの?」

上記のようなお悩みはありませんか?
本記事では、MatterportをVRで見る方法とMatterportに対応しているVR機種や活用シーンを解説します。
また、VRで見ることを前提にMatterportを導入する方は必ず事前に確認しておきたい注意点もあるので、
ぜひ記事を最後まで読み進めてください。

INDEX

MatterportをVRで見る方法

MatterportをVRで見るには、次の手順で進めます。

 

  • VRで見たいMatterportスペースを開く
  • スペースの右下に表示される「VRアイコン」をタップ
  • VRデバイスに「Meta Quest アプリ」をインストールする
  • Wi-Fiでヘッドセットを接続する
  • 床に表示されるサークルを選択して自由に移動

 

一つずつ詳しく解説していきます。

 

1.VRで見たいMatterportスペースを開く

まずは「Matterportアプリ」または「Webブラウザ」で、VRで見たいMatterportスペースを開きます。
Matterportスペースを見るには、Matterport専用のクラウドを契約する必要があります。
まだクラウドを契約していない方は、こちらからクラウドの詳しいプランが見れるので参考にしてみてください。

 

2.スペースの右下に表示される「VRアイコン」をタップ

⚫︎Matterportスペースの右下にある
「VRアイコン」をクリックします。

⚫︎続いて、クリックして表示されたバナーの
「OPEN IN QUEST」をクリックします。

提供側の意志でVRアイコンが表示されていない場合もあります。

自身が公開するスペースにVRアイコンが表示されない場合は、
Matterportクラウドの [設定] → [Space] から [VRボタン] にチェックを入れてください。

 

これでMatterport側の準備は完了です。

 

3.VRデバイスに「Meta Quest アプリ」をインストールする

使用するVRデバイスに「Meta Quest アプリ」をインストールしてください。
すでにインストールされている方は、Meta Quest アプリを開き「OPEN NOW」をタップしましょう。

 

4.Wi-Fiでヘッドセットを接続する

Wi-Fiでヘッドセットを接続すると、VRでMatterportが接続できるようになります。

 

5.床に表示されるサークルを選択して自由に移動

VRに入り、床に表示されるサークルをクリックして空間内を自由に移動しましょう。
サムスティックを使用すれば、さらに素早く視点を回転しながらウォークスルーできるので試してみてください。

Matterportに対応しているVR機種

Matterportに対応しているVR機種は、下記の通りです。

  • Meta Quest 2
  • Meta Quest Pro
  • Meta Quest (Oculus)
  • Quest Browser 

Matterport公式より引用
その他の機種については、利用できる可能性もあるため、お問い合わせください。

 

お問い合わせ

MatterportをVRで閲覧するシーン

MatterportをVRで閲覧することで、相乗効果を発揮するシーンは下記の事例があげられます。

  • 住宅展示場
  • 博物館
  • イベント展示場

活用方法の一例として、参考にしてみてください。

 

住宅展示場 | 一箇所で複数のモデルハウスを内見

一箇所の住宅展示場で、全国各地のモデルハウスを内見できるようになります。一般的に住宅展示場には、各メーカー1棟ずつ設置されているため、同じメーカーのモデルハウスを複数は内見できません。しかし、事前にMatterportでモデルハウスを複数撮影し、クラウド内に保管しておけば、顧客のニーズにあわせて複数の物件を紹介できます。他社と差別化した内見を実現しつつ、営業コストも下げられるため、生産性を大幅に上げられるでしょう。

 

博物館 | まるで現地にいるかのような迫力を表現

博物館や美術館では、貴重なコンテンツや迫力のある展示をリアルに体験してもらえます。また、VRではMatterport以外にも仮想的な映像も閲覧できます。そのため、たとえばMatterport映像で恐竜や動物の剥製の展示を閲覧した後、その恐竜たちと同じ空間にいるかのような仮想映像を見るのも良いでしょう。子どもウケも良いため、親子をターゲットとしているイベントでは集客ツールとしても効果的でしょう。

 

イベント会場 | さまざまな空間コンテンツで集客

商業施設やVRイベントのコンテンツとしても、Matterportを活用できます。たとえば、ある地域の観光施設をいくつか撮影しておき、クラウドに保管します。それをイベント会場で公開することで、移動せず観光を楽しめるでしょう。特に高齢者や小さい子どもがいる顧客には魅力的なイベントになるのではないでしょうか。

MatterporをVRで見る際の注意点

MatterportをVRで見る際の注意点は次の通りです。

 

  • Matterportクラウドを契約しておく必要がある
  • Matterport タグは表示されない

 

VRを利用する際は、必ずチェックしておきたい項目なので、よく確認しておきましょう。

 

Matterportクラウドを契約しておく必要がある

まず、上述した通り、Matterportスペースを閲覧するには、必ずMatterportクラウドを契約する必要があります。無料でも契約できますが、保管できるスペースや対応機種に制限があるため、必ず事前に最適なプランはどれか確認しておきましょう。Matterportのクラウドについては「Matterportのプランは4種類!選び方や価格を解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

Matterport タグは表示されない

Matterportスペース内には、タグと呼ばれる機能で画像・動画・PDF・リンクなど多様なコンテンツを埋め込めます。しかし、タグはVR上では表示されません。またフロアセレクター、ズーム、フロアプラン、そしてドールハウスビューも閲覧できないため注意しましょう。

MatterportをVRで見てさらにリアルな没入体験を !

MatterportをVRで見ることで、いっそうリアルな没入体験ができるでしょう。
最新のVRにも対応しており、接続も簡単なため、今後多くの活用を期待できます。
ただし、Matterport タグが表示されないことやクラウド契約が必要な点には注意しましょう。
弊社は、Matterportの正規代理店として、Matterportの導入をサポートさせていただいております。
VRでの閲覧方法だけでなく、Matterportに関する疑問点やお悩みはぜひお気軽にご相談ください。