【保存版】高画質な360度カメラ5つをプロが厳選!活用シーンや特徴も

       

「360度カメラの画質を比較したい」

「どのカメラが自分にあっているか知りたい」

「360度カメラの違いがよくわからない…」

360度カメラを選ぶ基準として、必ずチェックしておきたい重要な項目です。高額な商品も多いため、用途に合っていなかった、性能が想像と違った…と購入後に後悔しないようにも十分なリサーチが必要です。

今回の記事では、5つのおすすめ360度カメラについて画質や費用を徹底比較します。

わたしたちは、Matterportの国内正規代理店としてカメラの性能について専門的な知識を保有しているため、プロ目線で解説します。
ぜひ読み進めていただき、自分にあったカメラを選ぶ参考にしてみてください。

360度カメラの画質は良いの? チェックするべきポイントを解説

360度カメラの画質の多くは、解像度を示す単位である「K」で表されています。

解像度は、画像の細かさを表しており、Kの前につく数字が大きいほど画像が細かく、一般的に「画質が良い」といわれます。

360度カメラの画質は、2K・4Kが一般的です。

4Kはブルーレイの画質の4倍、またDVDの画質の24倍といわれており、実際の映像をみるとそのリアルさに圧倒されます。

高画質な360度カメラおすすめ5選              

360度カメラの中でも高画質なものを5つ厳選しました。

 1. Matterport Pro2 3Dカメラ
 2. Leica BLK G1
 3. RICOH THETA SC2
 4. RICOH THETA Z1
 5. Insta360 ONE R

費用や活用シーンもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.Matterport Pro2 3Dカメラ

米国のMatterport社で開発されたMatterport (マーターポート)。

Matterportは実空間を撮影し、クラウド上で高精度なデジタルツインを自動生成できるプラットフォームです。撮影方法は三脚にカメラを固定し、カメラと専用アプリがインストールされたデバイスを接続して操作します。
Matterport Pro2 3Dカメラは充電の持ちもよく、大規模施設も撮影可能なためビジネス活用されるケースが多く見られます。
特に建築・住宅業界では業務効率化のツールとして活用できます。

解像度 4K
活用シーン 不動産のオンライン内見映像の制作・バーチャルショップの制作・バーチャルツアー(工場見学・社会科見学・観光・オープンキャンパス)の制作
デメリット 直射日光下の3D撮影に対応していない
費用 50万円〜(2022年12月現在)

2.Leica BLK360 G1

Leica BLK360 G1も、Matterport Pro2 3Dカメラ同様にMatterportシステムに対応しています。

Matterport Pro2は日光に弱いため屋外での3D撮影には向いていませんが、Leica BLK360は屋外も問題なく3D撮影できます。

高機能だけど費用が高額なため手が出し辛いかもしれません。しかし一度体験してみると、屋外でも問題なく3D撮影が行えることや、精度の高さに圧倒され購入を検討する方も多いので、ぜひ一度体験して見て検討してみてください。

解像度 2K
活用シーン 屋外施設、大規模施設の3Dバーチャル化
デメリット スキャンに時間がかかる
費用 270万円〜(2022年12月現在)

3.RICOH THETA SC2

360度カメラの入門とも言われているのが、RICOH THETA SC2です。

RICOH THETAの後継機で、動画性能の向上やメモリーの増量などが行われました。

上記の2つのカメラと比べると安価で入手できるため、趣味やお試しで購入してみたいという方にはおすすめです。

ただし大規模施設の撮影には不向きです。

解像度 4K
活用シーン 友人や家族との思い出を記録する
デメリット 大規模施設には不向き
費用 36,800円(2022年12月現在)

4.RICOH THETA Z1

RICOH THETA Z1はシリーズ最高品質といわれており、THETA SC2よりも高画質な空間撮影が可能です。

またよく使う撮影設定を登録しておくことで、いつでもその設定を呼び出せます。
カメラの操作に自信がなく、なるべく簡単な操作をしたい方はこちらのカメラもおすすめです。

解像度 4K
活用シーン 屋内空間撮影
デメリット 大規模施設には適していない
費用 12万程度(2022年12月現在)

5.Insta360 ONE R

360度撮影と4Kの広角撮影を切り替えられるInsta360 ONE R。

さまざまなアクティビティに対応できるよう、手ブレ補正を強化しているのが特徴的です。

また、360度モジュールモードで自撮り棒機能を使うと、自撮り棒が画面から消える便利な機能が搭載されています。そのため、1人で撮影する場合でも第三者視点や空中視点から撮影することも可能です。

解像度 4K広角撮影
活用シーン ・サーフィン・山登り・スキーなどハードなアクティビティの自撮り撮影・観光の思い出撮影
デメリット 連続撮影時間が短い・レンズの付け替えが面倒
費用 5万円程度

360度カメラの画質比較表          

  Matterport Pro2 3Dカメラ Leica BLK360 G1 RICOH THETA SC2 RICOH THETA Z1 Insta360 ONE R
画質(解像度) 4K 2K 4K 4K 4K
活用シーン ・ビジネス活用
・高品質な屋内施設撮影
・ビジネス活用
・屋外撮影
・広大な敷地撮影
・個人利用
・旅行や思い出記録用
・個人
・ビジネス活用
・空間
・人物
・風景撮影
・個人利用
・スキーやサーフィンなどアクティブなシーン
費用 50万円〜 270万円〜 36,800円 12万程度 5万円程度

360度カメラを選ぶコツ            

360度カメラを選ぶには以下の3つのポイントが重要です。

・使用目的を明確にする
・予算を決める
・画素数と解像度で選ぶ

使用目的を明確にする

まずは、カメラの使用目的を明確にしましょう。

プライベート用またはビジネス活用、360度カメラを使った事業構築まで活用シーンは幅広くあります。

どのカメラにもメリットデメリットがあるため、譲れないポイントや妥協できるポイントを事前に明確にしておくことでスムーズにカメラを選べます。

予算を決める

カメラ購入にあたって、予算を設定しておきましょう。

単純に上限を決めるのではなく、長期的な目線で費用対効果についても考えてみましょう。

特に選ぶカメラによっては、業務の効率化やコスト削減などビジネス活用シーンが多数あります。カメラの性能だけでなく、カメラの活用シーンや効果について事前に十分にリサーチしておくと良いでしょう。

画素数と解像度で選ぶ

カメラを選ぶ基準として、画質は最重要項目といっても過言ではありません。

今回の記事で紹介したように、画質(画素数・解像度)はカメラによって異なります。

どの程度のクオリティーを求めるのか、実際の撮影事例を見ながら検討してみてください。

まとめ:目的に合わせて適した360度カメラを選びましょう!    

360度カメラを選ぶ際、画質は重要項目です。活用目的や費用対効果を事前に検討した上でカメラを比較すると、スムーズに購入まで進めるでしょう。

弊社は、Matterportの代理店としてMatterportカメラを販売しております。記事についてのご質問や、360度カメラの画質や活用事例など、ぜひお気軽に気になることをご相談ください。

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